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ブートレグの曖昧な境界線、ブランド価値とは

投稿日:2018年2月21日 更新日:

ブートレグ

所謂海賊版、法律上の権利を無視して非合法に販売、
流通される非合法な商品というものだが、このような商品はいまだ多くの流通がある。

ブランドのアイコン的なデザインやマークを用いるなどの商品が多く見られ、
アパレル、バッグ、アートなど様々なジャンルのものが流通されていて、
オリジナルではないにもかかわらず人気の商品も多い。

モチーフとされるブランドには多額の広告費と、

長い年月をかけて積み上げてきた歴史がブランド価値を作り、それを維持してきた事だろう。

言うならばブートレグの商品はそのブランドが多大なコストを使い培ったブランド力を無断で使っていると言っても過言ではなく、そのブランド力をブートレグ商品に用いることで商品価値を高めている。

しかし特にアパレルのデザインにおいてはあらゆるデザインが出尽くしてしまったとも言われていて、

どこかしらが既出のデザインだというイメージを持ってしまうことはあるだろうが、

ここで説明するブートレグはそのようなものとは異なるもので、多くの物はブランドロゴをほぼそのままデザインに組み込むといったはっきりと言ってしまえばかなり大胆なグレー商品だ。

中古市場でも人気が高いブートレグ

こちらは非常に有名なブートレグ商品、しかも人気が高い。

正面にシャネルの文字、ブランドロゴが入っていて、さらにナイキのスウォッシュマークのようなものまで入っている。

わかりやすいブートレグの商品の一つであり、

中古市場だと10000円を越える落札金額もついているが、中国のサイトなどでは同じデザインが2000円ほどで売っているなどしているから、なおさら本来の商品価値というものが見えにくくなっている。

いかにもグッチのTシャツだが、こちらも正規のグッチの商品ではなくブートレグ商品である。
こちらも中古市場でも10000円近くの落札金額で取引のあるもので、非常に人気が高い。
このようなブートレグ商品、特に中国サイトなどで見られるものはプリントがしやすいTシャツやパーカーに多く流通し、製造のしやすさといった面も要因とされるだろう。

オマージュポスターとしての流行

 

こちらのようなブランドロゴやブランドバッグのデザインをベースにしたアートポスターなども人気が高い。

所謂ブランドオマージュポスターだが、

社会現象にもなった人気海外TVで登場人物の部屋にこのようなアートが飾られていた事や、

日本では人気インスタグラマーのGENKINGさんなどがインスタにアップしたことで人気が加速したと言えるが、

こちらも非常に微妙なラインの商品である。

販売価格は大きさや紙の素材などで異なるが、A4サイズのシンプルな紙のポスターなら5000円~8000円ほどでも販売され、フリマアプリなどで新品の出品されているものでも半分くらいの値段で購入できる。

 

印刷のコピー代などの原価は非常に安いが、特にフリマアプリだと出品数が増えてかなり競争が激しくなってきたので販売価格も安くなったと言えるだろう。

カスタムサービスと限定モデルの価値

スニーカーのカスタムカラーサービスが増えてきた。

ナイキやリーボックなど、サービス当初はカスタムできる種類は少なかったが、今では様々なスニーカータイプで自分の好きな配色をカスタムできてカスタムしても値段はそこまで変わらない。

届くまでには数カ月時間がかかるが、販売されていないカラーバリエーションも自分の好みので自由に作ることができるのは非常に嬉しいサービスだとも言える。

勿論、限定カラーなども作り出すことも可能になってくる。

カスタムの幅はかなり広くて特別な柄などでなければ想像できるものはかなり作れるので、

限定的に販売されて既に購入ができなくなったものを新たに作りだすことができるのは魅力的であるが、

せっかくの限定モデルを再現されてしまっては限定モデルの価値が下がってしまうのではないかという意見もあるだろう。

確かに限定モデルのカラータイプを作ることができて流通量が増えれば市場価値も下がってしまうかもしれないが、細かい部分、タグや限定のロゴなどは再現は難しいので、特別な限定モデルであるほどそのような細かい部分にこだわったデザインのものが多いので、完全に同じデザインというものを作るのは難しい。

よって、限定モデルなのかカスタムで作ったのかは判断できるので、カスタムカラーサービスがそこまで限定モデルに影響を与えるかといえば、さほど気になるほどのものではないかと考える。

ブートレグ商品と偽物商品のライン

 

ブートレグ商品と偽物の商品の境界ラインは非常に難しく曖昧になっている。

ブートレグはあくまでも一部デザインやロゴを用いているといった考え方ならば、偽物にはならないと言い張ることは可能かもしれない。しかし、買い手がオマージュ元のブランドの商品だと思ってしまえば、その人にとっては立派な偽物商品だ。

個人的にはこの境界線はほぼ無いものと考えているが、オマージュ作品と2次創作のなどの商品がもっと拡がりを見せていけば、今後さらに判断が難しくなるようになっていくかもしれない。

 

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