TASAKIの新作ジュエリーはデザイナーの「宇宙＆天文学への憧れ」をイメージ

2019年2月6日(水)からTASAKI(タサキ)より新作ジュエリー「コズミック(cosmic)」と「キネティック(kinetic)」が発売されます。

新作ジュエリーは、デザイナーのタクーン・パニクガル就任10周年として作られました。タクーンの宇宙や天文学に対する憧れをデザインに落とし込んだ新作は、地球や月の軌道を思わせます。

今回は、TASAKIのブランドヒストリーとともに、新作ジュエリー「コズミック(cosmic)」と「キネティック(kinetic)」の詳細をご紹介します！

TASAKIとは

1954年に創業者である田崎俊作が養殖真珠の加工販売業をスタートさせた、日本のジュエリーブランドです。真珠の品質やジュエリーの技術もトップクラスの実力を誇るブランドで、パールを得意とした日本のジュエリーブランドの中では、MIKIMOTOかTASAKIと言われるほど。

1959年に会社を設立し、本社を兵庫県神戸市に置く。長崎県佐世保市に九十九島養殖場を所有しており、養殖・選別・加工・販売までの全ての工程を自社で手掛けています。

1962年、ジュエリーデザインへの重要性を求めデザイン室を設置します。それ以来、TASAKIから優れたデザイナーを排出し続け、ここで産み出されたデザインは国内外のジュエリーデザインコンテストでも多数の受賞歴を持っています。

1970年には、世界初めてのマベ貝人口採苗に成功しました。真珠以外にダイヤモンドの高度な自社研磨技術も認められています。

1994年、世界最大手と言われるダイヤモンド原石供給元の「デビアス」グループから、国内唯一のサイトホルダーの資格を獲得し、ダイヤモンドの原石を購入できる権利を持っています。

2009年、田島寿一(ディオールやフェンディなどのハイブランドの本部長、社長を歴任)が取締役兼代表執行役社長に就任し、社名を「田崎真珠」から現在の「タサキ」に変更しています。

同年、ニューヨークを拠点として活躍している、タクーン・パクニガルがクリエイティブ・ディレクターに就任します。米国大統領夫人らもタクーンのデザインしたジュエリーを愛用しており、注目の新鋭のデザイナーで、タサキのアイコン的デザインとも言えるバランスボールをイメージし、パールを一直線に並べた「バランス」はタクーンによるデザインです。

この頃からTASAKIのジュエリーはモードでスタイリッシュなアイテムが増え、今までのデザインよりもファッショナブルであることから、若い層からもTASAKIが求められるようになりました。

2010年には、本店である銀座店をリニューアルし、2005年から続いていた最終赤字が5年ぶりに2013年10月期には、黒字に転じています。