「最近使ってないから処分したい…」「新しくほしいものが出来たから、その資金にしたい!」など、最近はブランド専門買取店が増えて、気軽にブランド品が処分出来るようになりました。思い入れのあるブランド品なら、なおさら高い金額で買い取ってもらいたいもの。今回は、買取店が高額査定をする買取率の良いブランドを調べてみました!
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買取率とは?
買取率とは「定価に対して何パーセントの買取金額となるか」の比率のこと。例えば定価が100万円の商品を買取店に査定を出した場合、80万円の査定が付けば、その商品の買取率は80%とということになります。この買取率が高ければ高いほど、買取査定が高いといえます。この買取率、高い商品であればあるほどいい、という訳ではありません。
例え定価が500万円の商品でも査定額が250万円となると査定額は高額ですが、買取率は50%ととなってしまいます。今回はこの買取率が高いブランドを紹介します。
買取率の高いブランドTOP10
買取店に従事する人間からすると1位と2位のブランドは、圧倒的な買取率の高さを誇っているブランドであるといえます。それでは買取率の高いブランドを順番にご紹介していきます。
1位 ロレックス
高級機械式時計のブランドといえば?かなりの方がロレックスの名を挙げます。それほどにロレックスには安定にした人気の高さがうかがえます。一部の富裕層は「ロレックス投資」としてロレックスをいくつか所持しています。ロレックスは値崩れしにくい特徴を持っていることから投資材料として扱われているのです。これは、ブランド買取市場でも同じ扱いを受けており、定価だけで見るとカルティエやオメガのほうが高額ですが、買取率でみると圧倒的にロレックスには安定がみられます。
ロレックスの中でも、サブマリーナやエクスプローラー、デイトナやGMTマスターといった、スポーツモデルは特に買取率が高くなります。その中でもステンレススティール製のモデルが圧倒的です。記念モデルなどの限定デザインは希少性から一見高額の査定が付くのでは?と期待しがちですが、実は定番モデルのほうが、買取率は安定しています。将来的に定価以上の査定額が付くのは定番モデルです。
2位 ルイヴィトン
次に買取率が高いブランドはルイヴィトンです。バッグブランドの中では一番買取率が高いブランドです。ハイブランドにはエルメスやシャネルも人気が高く、ルイヴィトンよりも定価は高額なのですが、買取率は半分以下になってしまうことも。
ルイヴィトンは安く購入できる手段が少ないことから値崩れしにくい特徴を持っています。たとえ状態が悪いものでも買い手がつくのもルイヴィトンの特徴で、買い手の需要があるので他のブランドでは買い取ってもらえない状態でも、ルイヴィトンであれば買い取って貰える確立が高いです。
ルイヴィトンの中でも人気はモノグラムやダミエで、モデルはネヴァーフルがダントツです。柔らかく型崩れしにくく、カジュアルに気軽に使えるトートバック型であることが、人気のようです。定番モデルは特に買取率が高くなる傾向にあります。
3位 エルメス
エルメスの中でもバーキンとケリーは店舗で新品を買うことができず、人気の色や素材には買取率100%を超える、プレミア価格がついているものも少なくありません。
4位 シャネル
国内では安定した人気を誇るシャネル。高額査定が付くものでも買取率75%ほどですが、需要が高いことから買取率も高いブランドです。バッグだけでなくジュエリーも人気があり、古いモデルにはヴィンテージシャネルとしての価値があります。
5位 グッチ
並行輸入品も多く平均買取率は70%程度となっていますが、比較的買い取り額は安定を見せています。近頃人気の出始めている30~40年前のヴィンテージといわれるオールドグッチは、店舗によっては安価な買い取り額を提示されてしまうことも。
6位 プラダ
並行輸入やアウトレットも多く、比較的安価で若者に人気の傾向を見せるプラダの買取率は50%を超えない程度。
7位 カルティエ
カルティエのバッグや小物の買取率は非常に低くなってしまいますが、ジュエリーの買取率は40%ほどとなっています。
8位 ブルガリ
カルティエと同じく主にジュエリーに人気が集まっています。ビーゼロワンやセルペンティなどの人気モデルの平均買取率は40%ほど。
9位 クロムハーツ
主に男性に人気の高いアクセサリーブランド。買取率は30%から40%程度となっています。
10位 ティファニー
主にジュエリーに人気が集中しています。バイザヤードは人気の高いゴールド×ダイヤモンドのネックレスの買取率で30%から40%となっています。

ブランド専門買取店に従事した経験と知識から、ブランド品の有意義な情報をお届けします。