ハイブランドの中でも特に人気の高いルイヴィトン。
最近ではネットオークションやフリマアプリの普及から、気軽に中古品を手にすることも出来るようになりました。それとともに偽物と言われるコピー品が多く出回るようになりました。今回はネット上の画像でも分かる、ルイヴィトンの真贋方法を調べてみました!
ルイヴィトンの真贋の方法
シリアルナンバーを見る
ルイヴィトンの真贋を見分けるにはまず、シリアルナンバーです。
シリアルナンバーとはバッグや財布の内側にある、レザー製のタグに刻まれている番号のことです。ルイヴィトンは1980年からこのシリアルナンバーを始めましたので、殆どの商品には刻まれています。
シリアルナンバーのフォントや数字の数、そして刻印の刻まれ方の深さが統一かが本物と偽物で大きく違います。基本は「製造国のアルファベットが2文字と製造年・月を表す数字が4ケタ」で刻印されています。
こちらがコピー品についていたシリアルナンバーとみられるタグです。
この数字は商品番号のようです。このようにそもそもシリアルナンバーでもない番号が振られている偽物もあります。
ブランドロゴを見る
ルイヴィトンのロゴが刻まれたレザータグも真贋を見分けるポイントとなります。
本物のロゴは真っすぐに刻印され「LOUIS VUITTONのOの部分が〇(円)に近い形」となっています。
しかし、偽物のロゴはOの形が細めで刻印にもつぶれた部分がみられます。
また、偽物のロゴは少し曲がっていたり歪んでいることも。また、偽物はロゴと縫製がかぶってしまっていることもあります。
ビスの刻印を見る
ビスとはロゴが刻印された金属性のボタンのような留め具のことで、バッグや小物のいたるところに打ち込まれています。本物のビスにはつやがあり輝いています。古い商品の場合には経年劣化から艶がなくなっているものもありますが、その場合にはロゴの刻印の状態を見ます。本物はこのロゴの刻印のフォントが整っていて、刻印に立体感があります。
偽物に着けられたビスはフォントの乱れやつぶれ、艶のない状態のものが多いです。
画像のビスの刻印もそうですが薄くてロゴがはっきりと確認できません。
縫製の状態や糸の色を見る
本来その商品に使われるべきではない色の糸であったり、通常真っすぐ縫われているはずの縫製ラインが乱れているものは、本物ではないと疑いましょう。例えばモノグラムの定番商品であれば、表面に使われる糸の多くはダークブラウンで内側の糸は赤みのあるブラウンです。しかし、偽物の中には表部分にも赤みのあるブラウンが使われていて、縫い目が目立っています。
商品に使われる糸の色がわからない場合には、公式のホームページの商品画像やシリアルナンバーや刻印、ビスに問題のなさそうな商品の画像と比べてみることをお勧めします。
まとめ
ハイブランド品を気軽にネットで購入できるようになった反面、偽物と言われるコピー商品も以前より多く出回るようになりました。今ではスーパーコピーと言われる本物とほとんど見分けがつかないものまで出回っています。
今回紹介した部分は画像だけでも判断出来るポイントですが、怪しいけれどわからないというものは専門のブランド鑑定士のいる店舗へ相談しましょう。

ブランド専門買取店に従事した経験と知識から、ブランド品の有意義な情報をお届けします。