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電子タバコのアイコス人気と買取相場ー本命はJTのプルームテック!?ー

投稿日:2017年10月2日 更新日:

電子タバコのアイコス人気と買取相場

こんにちは。

電子タバコのアイコスの流通量が拡がってきました。

元々電子タバコは何年も前から販売されていましたが、

とうとう電子タバコが市場におけるキャズムを越え、

現在は喫煙スペースでもアイコスのユーザーは数多く見られます。

電子タバコの世間への浸透にはアイコスが大きな働きを見せましたが、

その人気からヤフオクやメルカリなどの2次流通では

定価の何倍も値がついて取引されるプレミア価格にもなりましたね。

市場の大きな需要量に対して供給量が付いて来れなければ、

値段の高騰は自然ではありますがかなり流通量が増えてきた現在でも、

まだまだ定価以上のお値段での取引は行われています。

アイコス人気の裏側―非喫煙者への影響ー

アイコスはフィリップモリスジャパンが2015年に販売を開始した電子タバコで、

従来のタバコと大きく異なるのは周りにいる第3者への影響。

タバコと違いアイコスは電気で加熱することによって喫煙することで、

煙も出なければ灰も出ず、煙の代わりに水蒸気は出ますが

副流煙の心配はありません。

さらに電子タバコと言ってもしっかりとしたタバコの吸った感覚はあるので、

喫煙者の方々から支持を得ることができ、

市場への拡がりをなし得たことでしょう。

タバコの度重なる値上げや喫煙スペースの縮小で、年々喫煙への規制が強くなっている日本では、

背景として周りにいる非喫煙者の不満の声などの影響力は強いものがありました。

一昔前にはホタル族といった言葉が生まれるほどで、

マンションなどの集合住宅で家族からタバコを嫌がられた多くの喫煙者が

ベランダで喫煙している様子を表した言葉で、当時から喫煙に対する厳しい状況が伺えます。

またベランダで喫煙することでマンションの上下階などの他家にも影響を与えるという事で、

副流煙の影響がいかにネックとなっていたかがわかります。

現在、主な電子タバコはコンビニでも販売を開始した「グロー」や、

JTの「プルームテック」などがあり、特にJTは2017年5月に発表したもので

2018年までにプルームテックの生産台数を400億本まで増やし、

流通を拡げていくという電子タバコの生産の本気度を見せましたが、

今の所、電子タバコとしてのユーザー満足度が高いのはアイコスでしょう。

この3つの電子タバコの中で、プルームテックは特にタバコとしてのシステムが大きく異なるもので、

1番匂いが少なく周りにいる第三者への影響も少ないですが、

若干タバコの吸った感覚が弱いです。

タバコの吸った感覚、周りへの影響のバランスを考えれば、

機能面でも現在はアイコスに軍配があがります。

アイコス人気の裏側ープロモーションと市場のコントロール?ー

アイコスは2015年の販売開始から早い段階で、

直接お客様にアイコスを認知させるプロモーションに積極的でした。

テレビなどのCMの宣伝ではなく、様々なイベントにアイコスを試煙することのできるブースを構えたり、

現在は店舗を増やし販売(現在でも品薄で購入できない事が多い)、

あくまでも電子タバコにまだ馴染みの少ない喫煙者が多かったので、

まずは生の声を聞き、そこから口コミで拡げていく事に注力していたことも予想されます。

それでも生産量が少なく、需要が高まっている状態に対してなかなか購入ができない事が影響し

2次流通でのアイコスの販売価格の高騰します。

一見アイコス販売の機会損失だと考えられますが、それは必ずしも悪い影響だけではありません。

 

2次流通でプレミア価格となり価格が高騰することで、

世間への関心や興味を広くアピールでき、

供給が追い付かないほどの人気ぶりだという状況を見せれたことで

アイコスの良いプロモーションになったことは否定できません。

その需要と供給の偏ったバランスは単純に生産が追い付かず起こったのか、

はたまた供給をあえて抑えることで市場のコントロールをしていたのかはわかりませんが、

結果として需要が高まり2次流通の価格の高騰は販売サイドからして非常に良いプロモーションになっています。

アイコスの高騰する販売価格と落ち着きを見せてきた現在の相場

アイコスの定価は本体価格9980円。

正規店でのアイコスの販売では頻繁にセール期間として5000円~7000円ほどで販売もされていましたがすぐに完売となりなかなか購入ができません。

ヤフオクやメルカリなどでは高い時には20000円ほどで販売もされ、

今年でも15000円近く、新型のアイコスが販売された現在でも12000円ほどで取引があります。

正規店でのアイコスの販売量が増え、品切れの状態が少なくなれば

2次流通の販売が定価よりも高騰することもなくなっていくかと思いますが、

まだそこまでの状況まではもう少し時間がかかるでしょう。

アイコスの買取でも定価に対して高額の買取をすることもありましたが、

高騰した時期に比べれば買取価格は落ち着きました。

このようなプレミア価格の商品、特に電子タバコはいつ相場が落ちるかが読みづらい為、

あまり思い切った買取はできませんが、このような電子機器のなかでは

買取価格が高い商品の1つだと言えるでしょう。

電子タバコの競争と注目のプルームテック

現在市場に出ている主な電子タバコは「アイコス」、「グロー」、「プルームテック」の3つです。

アイコスは定価に対して2次流通の販売価格が高騰していることは説明いたしましたが、

他の2点のグロー、プルームテックも同様です。

アイコスの流通により電子タバコ自体の認知が拡がり、

グロー、プルームテック共に供給が追い付かず2次流通の販売価格が高騰していましたが、

グローに関してはコンビニでも購入ができるようになり、

ヤフオクやメルカリでは定価割れをする販売価格相場になっています。

グローの定価は8000円に対して、2017年10月の現在では6000円代の落札相場といった状況です。

しかし、残るプルームテックはまだまだ販売価格相場の高騰を見せています。

プルームテックの定価は4000円に対して、現在でも13000円ほどの取引がされています。

JTの正規店によるプルームテックの販売方法は現在でも抽選という形式となり、

まだまだ購入できない状態が続いていて、

買取に関して言えば、プルームテックの買取価格は買取業者によって多少のバラつきはあるかと思いますが、

定価以上の買取も起こり得るほどの人気があります。

プルームテックは3つの電子タバコの中で1番匂いが無いと言われ、

注目すべきは灰どころか吸殻すら出ません。

電子タバコの中でプルームテックはタバコとしてのシステムが他の2つとまったく異なり、

カプセルを本体カートリッジにセットする事で使用し、決められた目安となる回数を吸うまでは

アイコスのように熱する時間や新しくタバコをセットする手間もなく、

カートリッジをセットしたままいつでも吸いたい時に吸うことができます。

ウィークポイントとしては一番タバコのとして強さ、吸った感覚は弱いですが、

この点に関しては近く改善されていけるのではないかと思います。

このように機能面でも非常に高いレベルのプルームテック、

さらに大手JTの力を入れたビジネス戦略は、今後ますますプルームテックの拡がりを見せるでしょう。

そしてこのような電子タバコのケースやサポートアイテムも増えていますので、

本体の流通が増え、そのサポートアイテムの市場もスマートフォンのように拡がれば、

2次流通への市場への拡がりも面白くなりそうです。

タバコ業界にイノベーションを起こしたアイコスに続き、

今後も電子タバコには注目していきたいですね。

 

 

 

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