ヴィトンといえばこれ!不動の人気ナンバーワン!
ひとめでわかるそのデザイン、Louis Vuitton の頭文字の『L』と『V』をモチーフにした『モノグラム』。
一番最初に出会い、この洗練されたデザインに惹かれた方も多いのではないでしょうか?
今でこそ代表とも言えるこちらの『モノグラム』、実はヴィトンの創業者2代目であるジョルジュ氏が考案したもの。
父親であるルイ・ヴィトン氏のイニシャルを用いて、当時から氾濫していたダミー品に対抗すべく作られました。
1800年代、ヨーロッパでは「ジャポニズム」が開花しており、日本の家紋からインスパイアされたと言われています。
初期はすべて手書きにてデザインされていたため、ダミー品の流通も減ったようです。
実はモノグラムよりも先に登場していた!
『モノグラム』とは反対に、シンプルを追及したかのようなデザインの『ダミエ』。
こちらも2代目のジョルジュ氏がダミー品に対抗すべく考案したデザインです。
また、『モノグラム』と同様に日本の「市松模様」がそのルーツにあると言われています。
『モノグラム』と『ダミエ』、ルイ・ヴィトンを代表するのがこの2つだと言えるでしょう。
その独特な艶感に魅了される人が続出!
上記の2つはルイ・ヴィトンの歴史を語る上で欠かせないデザインですが、
そこに新しい風を吹き込んだのがこちらの『ヴェルニ』です。
1998年に発表されたこの滑らかな質感と光沢は、たちまち世の中の女性を魅了しました。
こちらを考案したのは「マーク・ジェイコブズ」。
彼の才能はこのデザインによって世界から賞賛され、ルイ・ヴィトンとはまた違う味のある新たなブランドを立ち上げるきっかけとなりました。
日本人デザイナーによる大ヒットデザイン
2003年、ついに日本人デザイナーである村上隆氏によってまた新しいルイ・ヴィトンが生まれました。
それまでワントーンで落ち着いた雰囲気のデザインとして確固たる歴史を築いてきた『モノグラム』を
33色ものカラーを使って表現した『モノグラム・マルチカラー』の登場です。
白地がベースになっている「ブラン」と黒地ベースの「ノワール」の2色展開となっています。
この『マルチカラー』を皮切りに、村上隆氏とルイ・ヴィトンは幾度もコラボを重ねて
そのたびに話題を呼んでいます。
以上が現在ルイ・ヴィトンで人気のある代表的なデザインですが、
もちろんこのほかにもたくさんのデザインがコレクションの度に生み出されています。
またルイ・ヴィトンと日本の間には古くから関わりがあり、
だからこそ日本人にもこれほどまでに愛されるブランドなのかもしれません。
貴方も自分に合ったお気に入りのデザインを探してみてください!