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ブランド品を賢く購入する
ファッションの進化と発展と共に成長し続けたブランドという贅沢品。
ブランドそれぞれの魅力は千差万別に光るものがあり、現代でも世界中の人々を魅了しています。
消費者にとってもその入手方法は様々なものが生まれ、インターネットの発展により様々な販売サイトが出現。
日本未入荷の新しい商品が手に入る『BUYMA』や2次流通サイトとして確固たる地位を築いた『ヤフオク』
フリマアプリを世に広め海外進出も果たしている『メルカリ』など、
新品を安く購入できたり、中古品になれば販売価格も商品の状態に伴い安くなります。
このように様々なユーザーのニーズに対応するべく進化してきた販売サイトにより、消費者にとってもブランド品というものがより身近になっているのではないでしょうか。
今回はそんなブランド品の中古販売にスポットを当て、より有効に活用するべく方法をご提案いたします。
中古商品は状態で値段が決まる!!
基本的に中古商品はその状態によって値段が決まります。
その商品の状態を示す目安として、商品の状態を10段階の点数で以下のように定めると、
新品:Nランク(10点)
未使用品:Sランク(9.5点)
美品:Aランク(9点~8点)
やや美品:ABランク(7.5点~6点)
・・・Bランク(5.5点~)・・Cランク(1点)など。
本来はさらに細かく状態は分けられますが、今回はこのように仮定しご説明いたします。
例えば、Sランクで販売価格100000万円のバッグ【α】があるとします。
Aランクで販売価格70000円、ABランクで55000円、Bランクで40000円。
この【α】のバッグを実際に使用した際に100000万円で購入したSランクの状態は、
悲しいことにAランクくらいまではすぐに落ちてしまうでしょう。
(Aランク=70000円)
理由としてSランクである未使用品は、僅かなスレや小キズ、汚れなどが生じると
その名の通りすぐに未使用品ではなくなってしまいます。
未使用の状態を維持することは難しく、僅かな劣化は気を使っていても避けれないものです。
しかし、初めから若干の劣化のあるABランクの商品はいかがでしょうか。
わずかに劣化のあるABランクでは、
多少僅かな汚れやスレが増えたところで大きく状態、値段は変わりません。
つまり、購入時(55000円)から、そのバッグを値段という価値で考えた時に、
価値が下がりにくいのはやや美品くらいのABランクです。
また使用期間の価値が下がりにくいということは、
買取店などに依頼を出した場合、買取価格も同様に考えられます。
例えば【α】のバッグの買取価格をランク別に仮定すると、
【買取価格】 Sランク:80000円 Aランク:60000円 ABランク:45000円
購入時にSランクの80000円の状態はAランクの60000円の状態まですぐに落ちてしまうでしょう。
しかし、ABランク(60000円)は状態が変わりにくいのならば、
使用期間の間に、買取価格も下がりにくいという事が言えます。
1年間の使用期間で購入価格と買取価格を仮定しまとめると、
購入時Sランク:購入価格100000円→1年後、ABランク:買取価格45000円。
購入時ABランク:購入価格55000円→1年後、ABランク(僅かな劣化有):買取価格:40000円。
購入時Sランクは1年後買取に出すと、1年間で使った購入者のお金はマイナス55000円に対し、
購入時ABランクは1年後でも使ったお金はマイナス15000円に抑えることができます。
ご提案の一つとして、
例えば新しいバッグ【β】が欲しいと思った際に、
使用していた【α】のバッグは買取に出して購入資金とするなら、
損の少ないABランクのバッグを最初から選ぶことが賢い選択だと言えるでしょう。
このように損の少ないお金の使い方で、
買取に出すことも前提として使用し、購入する。
そして流行のコーディネートに合わせ、様々なバッグを使ってみるのもオススメです。
ぜひ、ご参考にしてみてください。